占いを賢く利用するには

占いの限界点のお話

以前にも書きましたが、私もスポーツの試合の行方を練習で占うことがあります。外れた時ほど練習になるからですが、得てして判断つきかねる占い結果が出やすいです。

今回はスプレッドを変えつつタロットで占い、監督の運気を中国式四柱推命で比較するという方法を取りました。

 

ま、結果は大外れ。占い結果は微妙にA>Bというものでしたが、試合結果はモロにA<Bでしたから、素直に結果は受け入れるべきかと。

ぶっちゃけた話、占いなんか一切度外視してファン10人に予想を聞いたらA<Bと答える人が殆どというものなんですが、そうすっと占いって何なのよ?という疑問が湧きます。

 

このケース率直に言うと、これこそ占いの限界点の見本だと言えるでしょう。だいたい占った本人が「マジか?」と思ったくらいですから。

んなもんお前さんの腕が未熟なせいだろう、と言われりゃそうかもしれませんが、現実の世界での情報や見通しは重要だということが言いたいのです。

例えば「相手の男性は私を本当に愛してくれているのか?」という様なご質問を受けたとして、双方の年令や独身同士なのか、離婚歴があるのか、それとも不倫なのか、離婚歴があるとして子供の有無etc.という条件次第で答えは違って当たり前です。

相手の気持ちを気にしてないで、今のままでOKというカードが出たケースで、独身同士の恋愛なら何がOKなのか?と考える反面、不倫だったら現状維持で良かろうと素直に受け取れる訳です。だって、真剣に愛されたら後で泥沼化しますよ。なまじ本気で愛してくれていない方が好都合というものです。

 

で、最初のスポーツの試合に戻りますが、現実はA<Bだったことも、Aにとっては種々の現実を考えると、そもそもここまで来れたことが強運だったと示唆しているとも解釈出来ます。

Bにとってもタロットが示唆した時期が少し遅れていたと解釈すれば辻褄は合います。

そしてAB共に監督だけが試合をしている訳じゃないことを考えると、主力選手の運気の足し算をしてみたら、やっぱりBだよなという占い結果を出せたかもしれません。

三者的に全体を俯瞰すれば、Aにとっては決して悪くは無かったと取るか、占い対象がBとの試合の行方なんだから、要は外れたんだと取るのか、占う側の練習材料としては示唆に富む結果です。お客さんの側に立てば、占いには得てしてこういう部分がつきものだということの参考にして頂ければ幸いです。

ちなみに霊視でこの手のスポーツの試合をやってもらったことも何度かあります。率直に言って的中率はお客さんが思っているよりも低いとだけ書いておきます。