占いを賢く利用するには

神様はお見通し

ここまでの論調から、私が霊視に否定的だと思われるといけないので、あらためて記します。

・霊視は存在する。

・上手に活用すれば有用。

・恋愛を有利に進める為に先回りしようとして霊視に頼るのは愚策。

簡単に記すとこういう考え方です。

 

霊視の先生ってのは、要は霊媒なんです。目に見えない何者かが霊媒たる先生にメッセージをくれるんです。で、それをお客さんに伝える。

その目に見えない何者かが何を意図してメッセージを伝えてくれるのか、もしくは敢えて間違ったメッセージを伝えてくれるのか、そこが極めて重要です。そして、その何者とは一体誰なのかということも。

 

高級霊や上級霊なる存在、すなわち人間が神様と呼ぶものは確かに存在します。霊視は指導霊が、もしくは神様がメッセージを送ってくれている場合があります。神様が送るメッセージは時として難解で、その場は真意が測りかねることがあります。しかし、そのことが分かっていて話している霊視の先生がどれくらいいるのかはよく分かりません。

 

霊視が外れたケースでメッセージの送り元が神様である場合、そこには必ず意味があります。良薬は口に苦しと言いますが、その場は「何だよ、クソっ!」と思っても、後々意味が分かる時がきます。

ある願い事が純粋で、願う人が真剣であればあるほど、遠回りの様で後で意味が分かります。

 

もっと端的に言うと、駆け引きを有利に進めるのが目的で霊視に頼ると、間違った情報を意図的に知らされるということです。

例えば気になる人に 彼氏or彼女 はいるのかどうか、とかね。

傷つきたくないから…というのは分からんでもないですが、もし同じ思惑のことを自分が誰かにやられてたらどうですかね?薄気味悪くないですか?

アタックして砕け散っても、それは必要なことだったんです。そして生まれた時から繋がっている人と出会えば、すんなりコトは運びます。

その日の為の成長の糧なんですよ。

全部神様はお見通しです。自分勝手な願い事には力は貸してくれません。霊視の先生に大丈夫だと言われて前に進んだら、期待した結果と全然違った…それは必要な失敗や挫折をさせられたんだと思いましょう。

無理してもどこかで破綻します。とかく泥沼化しやすいのが男女の仲です。ならばその前に撤退する流れに仕向けてくれたんです。

 

次に現れる唯一無二の大事な人を大切にする為にも、その痛みを糧にして下さい。

占いにせよ霊視にせよ、吉凶や相性、相手の気質や自身の大きな運気の流れをみることに用いるのが正解です。喩えて言うなら受験の結果を予知する様なことをしても、大して意味は無いどころかむしろマイナスです。

ダメですとか望み薄ですという趣旨のことを言われて、スパッとその相手のことを諦めて次に向かうのなら別ですけどね。●●大学?あー無理無理、と言われて、じゃあランク落として▲▲大学も受けとくか、みたいな調子で受験の結果を先回りして知ろうとするならまだ分からんでもないですが、そんなもんは模試の判定で推測がつく訳だから誰もしません。ナンセンスだと理解出来るなら、恋愛だって同じことです。

それよりも相手の気質や今の運気を把握して、どのタイミングでどう攻略するかを考える為に頭悩ませる方が自分の成長につながります。

 

そう考えて行動した時に、神様も力を貸してくれる、すなわち正しい情報をくれるものと考えておくのが正解です。