占いを賢く利用するには

霊視霊感について③

霊視の存在は認めている私ですが、ビシビシ当たるなどとは思っていません。

・大勢に影響の無いことは当たる。

・冷静に考えれば大丈夫なことは当たる。

・しかし最も外れて欲しくないことが外れる。

概ねこう考えておくと失敗はありません。

 

良いものも悪いものも、霊の存在を認知出来たり交信出来たりするのは霊能力です。何も言葉遊びをしようってんじゃありません。

変なもんに取り憑かれたのを祓って撃退してくれるのは霊能力者、ゴーストバスターです。

自力のみでは手に負えない場合は、神様と呼ばれる存在の力をお借りします。

どうやって借りるんだ?と思うのは当然で、そこで交信能力の出番です。必ず貸して頂けるとかどうかは別の話です。

 

一方で霊視というのは、ある断片的な画像やメッセージが頭に入ってくるものです。見えるって言いますけど、肉眼で見えてる訳じゃないことは医学的、科学的に分かる話です。したがってそこには論理性は皆無で、裏付けとなる理論も存在しません。

「気になっている人の気持ちが知りたい。」

「あなたに好意的ですよ。でも、まだ気持ちは固まっていませんね。」

「付き合えそうですか?」

「大丈夫ですよ。」

「いつ頃ですか?」

「来月あなたの方から誘ってみなさい。2回目からは彼のほうから誘ってきます。3ヶ月後には上手くいってますよ。」

お客さんの立場からすると、一つのストーリーみたいに霊視の先生には流れる様に見えていると思うでしょうね。ところがどっこい、そうじゃないんです。しかもその先生の持つ不思議な能力で、気合い入れて見ていると思うでしょうが、それも微妙に違います。断片的にコンマ数秒、夢で見る様な画像が静止状態で、勝手に入ってくるのです。じゃなきゃメッセージね。スポーツの試合開始前に「あー、今日は●●が勝つわ。」というのはメッセージに近いです。勝手に湧き上がってくるとでもいいますか。

では、上記のやり取りで多少違っていても構わないことと、外れたら致命的に困ることの違いは分かりますよね。一番最後の「上手くいってますよ」だけが重要ですね。他が全部当たっていても、一番最後が外れていたら無意味ですね。

 

良心的な霊視の先生は、上記の様なやり取りはしません。お目当ての人と繋がっているかどうを見ます。そしてそのお目当ての人が問題無い人物かどうかと。要はYes/Noです。

良心的な先生は複雑で深刻な問題だと、必ず自分が信じる神様と呼ばれる存在に質問します。

で、結論はやはりYes/Noです。だから相手の気持ちなんかどうでもいい訳です。繋がってなけりゃ遅かれ早かれダメなんですから。

 

最近急に増えた感のある霊視の先生ですが、無理なことを成就させる為にアレコレ聞いてもムダですよ。お客さん次第では間違った画像やメッセージを「送られて」しまうだけです。

そして…霊視 霊能力 です。試しに霊視の先生にゴーストバスターの仕事を頼んでみて下さい。多くは断るでしょうが、両方持ってる人は引き受けてくれるでしょう。そしてそんなに高くない金額でやってくれるのがマトモな霊能力を持つ人の見分け方です。

ついでに言うと、そうしたマトモな霊能力を持つ人に霊視をしてもらっても、的中率はほどほどですよ。結構外れますから。でも、その外れたことに意味があるんです。

ここいらの話はあらためて続きを書きます。