当たる占いはいい占いか?
皆さん占いってどの程度当たると思いますか?
当たるかどうかだけの話なら、2〜3割当たってりゃいいとこじゃないですかね。
プロ野球の強打者でも3割プラスアルファですから、占いだってそんなもん…と思いきや、よく当たる占術ってのはあるんですよ。
それは…四柱推命です。
特に中国式は当たりますよ。感覚的な数字ではありますが、6〜7割は当たるんじゃないでしょうか。何も私が四柱推命を使うから言ってる訳じゃありませんよ。実際に四柱推命は占いの帝王なんて言い方をされることもありますから。
以前にも書きましたが、今日や今週の運勢ってな占いには、四柱推命は不向きです。しかし大きな運気の流れや運命的な話、適不適や相性の良し悪しなんかについてはよく出来た占術だと思います。その分難解でマニアックな方向に行きやすい弊害はあって、昨今のスピード感重視の占い市場のニーズを考えると、占い師の負荷も高めではあります。
そして、当たるのがいい占いかどうかは、話を聞いた上でどう行動するか、つまりお客さんが占いを活用出来るかどうかに左右されます。
当たる占いというのはある意味残酷です。四柱推命は占いの帝王なんて書きましたが、一方で絶望の運命学と言う人もいます。つまり、ネガティブな部分は徹底的にネガティブで、どうしろって言うんだ?と言いたくなる側面があるからです。このあたりは占い師の言い様や技量の問題もあるのですが、技量の高い占い師に言われた「良くない話」が当たったところで、嬉しくも何ともないでしょう。
したがって、こういう弱点があるから、この時期は厳しいから、そこからくる災いを避ける為には…という話をしてくれる占い師の話を参考にしつつ、大難を小難に食い止めることを意識するのが賢い占いの利用法の一つです。
そしてこれも再掲ですが、四柱推命には流儀が色々ありますから、そこを意識して流儀の違う複数の占い師にみてもらうといいでしょう。