占いを賢く利用するには

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人の気持ちや考えていることを変えるのは、人間が示す熱意や真心です。占術はその為の道しるべとして使うのが賢いやり方です。

「片想いが叶った!●●先生のおかげです!」

間違っちゃいませんが、一番効いたのはあなたのハートです。占い師は見込み有りだと鑑定したから勇気を与え、占術の観点での小技を教えただけです。

霊視を使う人も概括的には同じことです。自分のアンテナが「いけそうだな。」とキャッチしたんですね。

 

●●先生のおかげ!という感謝の心は大切ですが、それ以上に自分の情熱とパワーに自信を持って下さい。苦しかった日々を思い出して下さい。厳しい猛練習の日々に、何度も嫌になったけど最後に優勝した野球その他のチームと同じことなのです。

 

現代の占い師というのは、その点でいわゆる名監督や名コーチと呼ばれる人々と同じベクトルのものが必要なのかもしれません。

 

勝ち負けや合否は占いません、というのは本質的には努力や情熱をトーンダウンさせてしまう危険があるからです。

この恋、上手くいきますか?

今年は優勝出来ますか?

いける、大丈夫!というのは、予知ではなくて願いを成就させる為の暗示だとも言えます。

 

問題は明らかにダメな場合。私個人はまだ悟りの境地にはたどり着けていません。お客さんのやり場の無い気持ちが分かってしまった場合は特に。

ウソ八百、調子のいいこと並べるワケにもいきませんしね。

占い師は負の波動を受けやすいから、タロットカードにも負のエネルギーが溜まるので…てなこと言いますけど、負の波動を受ける訳じゃありません。藁をもすがる思いで相談してこられたお客さんの失望感と、同じ思いを共有する瞬間があると表現する方が正確です。

 

とどのつまり吉凶やYes/Noが見えてくるというのが占いですから。ダメだった場合には、占い師だって内心ガッカリするんですよ。本当にいい話が出来て、お客さんが喜んで下さる方がいいに決まってます。