占いを賢く利用するには

人の気持ちは操作出来ません

既に何度か書きましたが、占いにせよ霊視霊感にせよ、人の気持ちや考えていることを操作することは出来ません。神様でも無理です。

だから「相手の気持ちが知りたい」と言われて、モロにネガティブなカードが出た挙句に、四柱推命でみてもダメな理由が割とハッキリしている様な場合、正直どうお伝えするか悩みます。

「ダメです、無理です、諦めなさい、ハイ毎度ありぃ〜!」

で済むならこんな楽なことはありません。

この鑑定スタイルで通している人もいる訳ですから、ある意味羨ましい。何か突破口はないかと考え、悩むことの多い身としては。

 

しかし、あたかも人の心を操作出来るかの様な錯覚を与える宣伝文句を目にすることがあります。まー、人によっては飛びつくでしょうね。

でもねぇ、検索エンジン対策の為とはいえ、そういう文言が検索上位でヒットするのって如何なものかと思いますね。

 

不倫だの略奪愛だのは個人の勝手であり、展開次第では法の裁きや社会的制裁を受けるだけの話ですから、お好きにどうぞです。間違っても推奨はしませんが。

復縁、例えば大ゲンカして別れたんだけどやっぱり戻りたいという相談はまだ分からないでもないですし、これも中国式四柱推命でお2人の命式を見て、まずまず以上の相性なら対策を占術の観点から考えなくもないです。しかし明らかにダメな相性ってのが分かった場合、策も何も無いんですよね。そんなケースはタロット引いてもパッとしませんから。

ましてや霊界の原則として、生まれた時点から縁のある人は決まってますから、無理するとロクなことになりません。そして、くどい様ですが人の気持ちを占術で変えることは出来ません。

 

諦められるくらいなら相談なんかしない訳ですけど、ここで上で書いた様な文言に釣られて、霊能力を匂わせるものの方向に頼った場合…上手くいったとしてもそれは霊能力のおかげじゃ無いということを知っておいて下さい。

超常現象で使われるトリックと同じ手法が、謳い文句に使われています。

占いも霊視霊感も、突き詰めれば吉凶とYesかNoかの答えだけです。