占いを賢く利用するには

占いと現実のすり合わせとは?

アメリカ大統領選挙の件、まだまだ騒ぎは収まらない様子ですので、違う話題で一つ。

 

あまり具体的に書く訳にはいかないのですが、こんな事例がありました。

① 根本的な問題だとご相談者様が考えている件

② 一方で同時に起きた別の件

③ そして②と①がある故に解決したい問題

ご相談頂いたのはまず①のお話。相手のあることなので、そうすんなりとはいかないが、②に絡めて何とか突破口を見つけられたら…という内容でした。

少し日を置いて、②と③の問題について踏み込んだご相談を頂きました。①が未解決のままでも、この②と③がクリア出来たらだいぶご相談者様の状況が良くなる案件です。

さて、どうしたものか…

こうなると占いでは「いくらかでもマシな方法」を探すことは出来ても、解決に至るかどうかは別の話、というよりも占いで解決出来ることではありません。

こんなケースでお伝え出来るのは、

・神々様のお力をお借りする

・本人の決断と行動、準備

の2点です。

神頼みかよ、バッカじゃねーの?

と思った人は、既に半分損してます。その損を自分の決断と行動、準備で挽回出来る人なら構わないでしょうが、そんな人なら占いやカウンセリングを訪ねることもないでしょう。

 

で、そのご相談者様ですが、お勧めした神社数ヶ所に足を運びました。その過程でご自身でも「はて、これは?」と思うことがあった様です。そして途中経過のお話をお聞かせ頂いたところで、私からささやかながらプレゼントのお守りをお送りしました。

3ヶ月ほど経過して、またご連絡を頂きました。

②と③の問題が最も望ましい形で解決した

という嬉しいお知らせでした。そして①の件も小さなキッカケが出来たとのことでした。

 

はい、ここでお読み頂いている皆様に問題です。この話で一番凄いのは誰でしょう?

① 神様

② 私、WS聖人

③ ご相談者様

真っ当な判断力や思考力がある人なら分かるはずですが、正解は

③のご相談者様

だと言えます。理由は、

即行動に移して、同時に現実の対処もしたから

です。だから①の神様も力の貸しようがあったと考えると分かりやすいでしょう。とはいえ後押しして下さった、力を貸して下さった訳ですからこれは凄い。

で、私つまり鑑定者のポジションの人間は3番目です。何故なら道を聞かれて、そこの信号左折してちょっと行った先ですよ、てなことをお答えしただけですから。

 

このケースでご相談者様が成功した理由は、

・課題に対して自分の向き不向きや運勢、相性を聞き、すぐに現実面の仕掛けをしたこと。

・かつ神々様のお力をお借り出来る様に同時にお参りに行ったこと。

・そしてその願う内容が自分勝手・好き勝手な話じゃなかったこと。

・ピンチにあってもふて腐れた様な面が一切無かったこと。

この4点です。

何当たり前のこと言ってんの?と思うかもしれませんが、これが出来ていれば接点のある人間も「この人なら…」と思ってくれるから、長期的には色々と事態が好転する訳です。つまり、力を貸してくれるのが神々様だけではなく、人間にも現れるということです。

ここのニュアンス、さじ加減というのは大切なことで、占いでも霊視霊感でも、常に現実とのすり合わせと行動が問題解決のカギなのです。

気に入らない鑑定結果には噛み付いてやろう、文句言ってやろう…というタイプの人は、何事によらず不満と文句の人生を送ることになるでしょう。短期的に上手くいくことがあっても、長期的にはそれなりの結果しか出ません。

例えば自分が自営業の店主で、アルバイトや社員を1人採用しようとしているとします。そんな時にいちいち食ってかかってくる人を採用しますか?逆にただ従順なだけで自分からは何もしようとしない人を採用しますか?

周囲の人や接点のあった人から「何だあいつ?」と思われて、生霊飛ばされる様になったら、まぁ、はい。後は推して知るべしです。

自分の失敗に気づき、キチンと省みることが出来て、次の改善行動に移れる人は神々様も見ています。短期ですぐに目に見えて分かる結果が出なくても、必ずじわじわ上向きになります。

 

天は自ら助くる者を助く

継続は力なり

最後に笑う者が一番よく笑う

 

です。基本は古今東西そうそう変わりません。