占いを賢く利用するには

気持ちを知るのは必要か?

過去にも似たような記事を書きました。

「相手の気持ちが知りたい」

よくあるご質問です。

意図は分からないでもないですが、ちょっと待って下さい。それを知るのはそんなに大切なことですか?その他大勢の中の1人ですね、という占い結果が出たとして、じゅあ仕方ないから諦めようって思えますか?そもそも気持ちは掴むものであって、先回りして知るもんじゃありません。今日の昼飯は天丼にしようと思って外出したが、ある店の前の日替り定食のサンプル見て気が変わり、その店で日替り定食頼んでた…という程度に人の気持ちなんかは変わるもんです。

 

相手のハートを射止めたい。

という考え方になった時に、道は開けることが多い様に思えます。だいたい雰囲気でいけそうかどうかは殆どのケースで薄々気づくはずなんですが、何とか努力してみようと思うならチャレンジすれば良いです。しかし、無理だと思ったら撤退するのも早い方がいいです。

ギャンブルで損して、取り返そうと熱くなって余計に損失が拡大するケースを思い起こしてみて下さい。傍目には「おやおや…」なのですが、諌めて止むものならコトは簡単です。

占いで分かるのは相性の良し悪しや運気込みの吉凶です。ダメなものを何とかする方法なんて、世の中には基本的には存在しません。唯一かなり有効に作用するのはお金でしょうが、それとて絶対じゃありません。

相手のハートを射止めたい、から進んで、

この人は運命の人か?になるのが大切です。

そういう意味では占いにせよ霊視霊感にせよ、実は結構残酷だったりします。運命の人かな?と思っていたら、実は違ったという答えが十分ある訳ですから。

「あー、やっぱり。何か言えてるわ。分かった、次行こ次!」

というポジティブ思考になれたら、遠回りの様で実はそれが最短距離だと思います。その場はショックでしょうが、合わない人に執着しているよりも、自分を大事にしてくれる人に出会うことを考えましょう。ドロドロとした執着心や実らぬ恋だの禁断の恋の話なんかは、演歌の世界にお任せしましょう。

ましてや自分に都合のいい話をしてくれる占い師や霊視の先生を探してあちこち聞き歩くなんてのは、あまり有効とは思えません。先日の原稿、セカンドオピニオンのところで述べた程度にしておくのが無難です。