生霊のお話
略奪愛だの不倫だのが怖いのは、下手すると人の恨みを買う恐れがあることです。人の恨みというのは特別な術なんぞを使わなくても、生霊となって飛ぶことがあり、実は非常に厄介。
脅しでも冗談でもなく、生霊は怖いですよ。
ある人物の写真を見て「あ…」と思っていたら、1年経たないうちに訃報が聞こえてきたなんて話はザラにあります。
こういう時こそ霊能力を持つ先生の出番なのですが、これがまたビジネス化しているので危なくてしょうがない。
概して法外な金額を取るケースや、何か高額な観音像だの何だのを買わせるのは要注意です。
そして前にも書きましたが、狐だの何だのと動物霊に憑かれているというのはインチキです。
動物霊は人間には取り憑くことが出来ません。これは是非知っておいて下さい。理由は人間の方が霊格が上だからです。ね、実にシンプルな理由でしょう?したがって1枚5,000円の油揚げを1週間毎日供えて念仏を唱えるとか、何の意味もありません。
生霊とまではいかないにしても、人から妬まれてるとか恨まれてるなという場合、跳ね返す方法というのはあります。しかし、こういうのは各自で対処可能であり、何やら仰々しい儀式は不要です。
本格的にヤバいのが飛んできている場合…本物の善良な霊能力者を通じて神様の力をお借りすることになります。
恋愛絡みだけでなく、人間どこで妬まれたり恨まれたりするか分かりません。それだけに自分で自覚出来る範囲のことだけでも余計なものを呼び寄せない様に注意が必要です。
ましてやスターウォーズのダースベイダーみたいに、フォースの暗黒面に引きずり込まれることの無い様にご用心下さい。