占いを賢く利用するには

不倫星のお話

先にお断りしておきますが、

不倫は違法性のある行為

です。その上でのお話です。

不倫を平気で出来るタイプの人というのは確実に存在します。それは命占で分かります。

なのでパートナーの浮気は断じて許せないタイプの人は、予め鑑定してもらうと良いです。その上で慎重に決めると良いでしょう。

そうした秘密の人間関係を持ちやすいタイプの要素というのはあるのですが、それ単独でも分かりやすいパターンもあれば、複数の要素を掛け合わせて見るべきケースもあります。

単独で分かりやすいケースは頻繁に見かけます。例えば某現職国会議員なんかは典型。思わず「うわっ!」と言ってしまった程です。

一方でその典型星を持っていないか、あっても弱いから単独ではさほど気にしなくてもいいケースで、何故か好んで既婚男性にばかりアプローチする人や、相手が既婚だろうが何だろうが自分の感情が全てで突撃し、相手が反応しないと苛立つ人や、常に誰かから愛されていないと不安になり、配偶者との相性の悪さも加わって結果不倫に走る人などもいます。

こうしたケースはその人の命運を注意深く見る必要があります。不倫そのものが平気なのではなくて、そこに至る要素がたまたま不倫という方向になっただけで、別な形で出ることもある点に注意が必要です。

 

まぁしかし不倫のご相談は基本がおかしいという点において、そもそも占い以前の問題であるということは心得ておくべきです。

私の場合は不倫のご相談の場合は、極力配偶者との相性を見る様にしています。そこが致命的に悪くて、お客さんの話にも合致する様ならば、別れることも含めての行動が先だと話す様にしています。

離婚を切り出したら大モメになりそうな運気だったり、異性トラブルを起こしそうな命運の人だったり、或いは相手がそのタイプだったりする場合は、その旨もなるべくお伝えする様にしています。また、既にズブズブの状態になっている人の場合は、その時の運で保っている場合ならその旨を、夫や妻との相性の方がいい場合は損得の話をしています。

何故なら、不倫で訴えられて負けるのはお客さんだからです。わざわざ分かりきった大難に突っ込みたい人は、まぁ、お好きにどうぞです。命占で災いを回避しましょう、てなこと言ってる私がその一方で、無責任に不倫を助長するのは間違っているでしょう。

だいたいが不倫のご相談で「これは素晴らしい!」という関係は稀です。にも関わらずその場嬉しくなる様な話ばかり言って、トラブルになってから恨まれる占い師にはなりたくありません。生霊飛ばされることで生じる危険を思えば、鑑定結果を正直にお話する方がよっぽどマシというものです。

それでどうのこうのと言いたがる人は、どうぞ痛い目に遭って下さい。不倫の何が悪い?という人は、要は得手勝手なだけです。常識の基軸や判断の良し悪しが世の中のルールや標準からズレているということに気づかせてあげる、などという業務は占い師の範疇ではありません。