占いを賢く利用するには

四柱推命とは?

自己紹介も兼ねて、最初の記事は四柱推命のことから書くことにします。

 

① 四柱って何よ?

生まれた年、月、日、時間の4種類のデータから、その人の命式というのを出します。

4種類から割り出すから、4本の柱、すなわち四柱という訳です。

 

② 推命って何よ?

上記で割り出した命式をベースに、その人が持つ様々な傾向や運命的な流れを掴む、すなわち命(めい)を推し量るってんで推命です。

 

③ 占いって色々流儀があるって聞くけど?

はい、四柱推命は特に顕著です。

そもそも四柱推命って日本語タイトルですし。

発祥の地である中国では八字やら子平やらと言う様です。

日本で単に四柱推命と言う場合は、日本式の四柱推命を指すことが多いです。

私の流儀は中国式です。ただ中国式と言っても色々ありまして。ここいらの違いはまた別途。

 

④ 易者がやってるのが四柱推命なの?

違います。易者さんのは易学といって、占術としての基本と得意分野が別モノです。

易者さんのジャンルはタロット占い師と同じです。当たるも八卦当たらぬも八卦と言いますが、それはこのジャンルのお話です。

めくったカードや投げた賽の目は都度違いますから、

 

⑤ 正月に神社で売ってる暦と関係あるの?

殆ど関係ありません。あれは九星気学がベースにあります。占いとしてのジャンルは同じ路線だというだけです。

 

⑥ 雑誌なんかで見かける今週の運勢ってのは?

多くは西洋占星術、時々他の占術が使われています。

あの手の原稿ってね、だいぶ前から仕込んであるんですよ。数ヶ月前に原稿書いてるケースも珍しくありません。

何故かというと、占う際に生年月日や生時の様な一生変わらないデータから割り出すものは、いつみても運勢の見立てが変わらないからです。元データが変わらないですから、占い結果も原則同じ。

ただし四柱推命は今日やら今週やらの運勢占いにはあまり向いていません。だからテレビや雑誌でも見かけない訳です。

 

次回は日本式と中国式の違いについて書こうと思います。